BIOGRAPHY

 
 

青木冨貴子(あおきふきこ・1948年7月7日生まれ):ニューヨークで活動する日本人ジャーナリスト、作家。主要新聞や雑誌に数多く寄稿。これまでに14冊のノンフィクション作品やルポルタージュ、エッセイ集を発表している。

戦後、神田神保町に生まれた。大学卒業後、この町へもどり出版社に勤務。音楽雑誌の編集者や週刊誌記者などを経て、『ライカでグッドバイーーカメラマン沢田教一が撃たれた日』(1981年、文藝春秋刊・1885年、文春文庫・2013年、ちくま文庫)を発表。ベトナム戦争報道でピューリツアー賞に輝いた日本人カメラマン沢田教一がカンボジア戦線で銃弾に倒れるまでを追ったこの作品で幸運なデビューを果たした。

第2作『アメリアを探せーー甦る女流飛行家伝説』(1983年、文藝春秋刊・1995年、増補改訂版、文春文庫)発表後、「ニューズウイーク日本版」ニューヨーク支局長として1984年夏に渡米。

3年間におよんだ「ニューズウイーク日本版」勤務の後半から実質的に執筆活動にもどり、文藝春秋の月刊誌『諸君』でニューヨークの日常を描いたエッセイ『たまらなく日本人』を連載する。その後、「ニューズウイーク日本版」を離れ、フリーランスのジャーナリストとして、作家として、ニューヨークで本格的な活動を開始。日米関係やアメリカ現地報告(週刊文春「USA通信」連載など)のほか、デンバーで起こった日本人留学生襲撃事件(『デンバーの青い闇』1993年、新潮社)や「風とともに去りぬ」についての考察(『「風ととともに去りぬ」のアメリカ』(1996年、岩波新書)など多数発表。

2001年、同時多発テロ発生の9月11日にはトレードセンターへ駆けつけ、崩壊するタワーを目撃。『目撃 アメリカ崩壊』(2001年文春新書)を発表後、テロや米国の諜報機関などについても調査を進めている。

同時に、米国の日本占領時代についてのプロジェクトに着手し、旧日本軍の細菌戦部隊「731部隊」が、戦後、いかに米軍と裏取引をして、研究資料を米国に渡したかを追求した『731ーー石井四郎と細菌戦部隊の闇を暴く』(2005年、新潮社刊・2008年、新潮文庫)後、『昭和天皇とワシントンを結んだ男ーー「パケナム日記」が語る日本占領』(2011年、新潮社刊・2013年、『占領史追求:ニューズウイーク東京支局長パケナム記者の諜報日記』と改題、新潮文庫)を発表。2015年には、ほぼ10年の歳月をかけて調べて来たエリザベス・サンダース・ホームの沢田美喜とGHQの関係を探る『GHQと戦った女 沢田美喜』(2015年7月、新潮社刊)を上梓した。

2016年11月の大統領選以降、FORESIGHTに「ニューヨーク発 トランプのアメリカ」を連載中。

 
     
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